昨年より溶接ヒュームが特定化学物質になり、溶接作業者への溶接ヒューム吸引対策等を講じないといけなくなりました。

その一環として場内の清掃を行うにあたり、ケルヒャー製の業務用掃除機NT30/1APを購入いたしました。

この掃除機はとても吸引力が高く、溶接作業で発生したスパッタやワイヤーの切れ端、小さな鉄屑までしっかり吸引してくれ、清掃作業の効率化を図れそうです。

またフィルターの目詰まりを解消するボタンもあるので、吸引力が弱まってきても面倒な清掃をすることなくボタン1つで解消できるのもとても便利です。

しかしここで問題なのが、作業中の静電気発生です。

使用していたのが乾燥する季節からなのか、清掃しているとかなり頻繁に静電気がバチっときます。

その対策として、ボディー底蓋に真鍮のおもり(溶接トーチの使い古し部品をカットしたもの)を銅線で垂らし常に地面に接着するようにしてみました。

するとかなり改善され、あまり静電気がバチっと来なくなりました。

静電気対策部品がメーカーより出ていますが、ちょっとした工夫で解決できそうなのでよかったです。